前作を読んでいたので、新刊が出ているのを知って探してきました。
「ねこの手や」の姉さん・たまこさんと、スリの名人・ゴンロクのやり取りに、子どもと一緒に笑ってしまいました。
このお店のチームワークは、なかなかまとまっているようです。
手品の最中に演出の一つで登場する・じんざえもん(忍者猫?)の飛び出し方も、去り方も、ウケました。
でも、途中で茶々を入れる「タケシ」は、別にいなくてもお話は面白かったんじゃないかな〜って、気がしました。
また、前回共々イラストを描かれているのは、川端理恵さんですが、表紙絵が、すごく目を惹く楽しい作りになっています。
字も大きく、絵も多いちょっと前でいうところの「絵童話」タイプの児童書なので、字を覚えた4,5歳児くらいから小学校中学年くらいまで、楽しく読めると思います。