この本をはじめて知ったとき、私は学生でした。
これは神様の無償の愛について、書いてある本だと思いました。
木が、男の子のために自らの全てを与え、相手からは何も求めない姿に感動しました。
しかし、自分も伴侶を得、この人のためならこの木のようになれるかもしれない。と思いました。
また、子どもができたら、なおさらです。
とかく、代償を求めたがる昨今ですが、もう一度原点に返るつもりで、素朴なこの本を読んでみてください。
それからシルベスタインの世界に入って、おとなのための絵本「僕を探しに」にも出会ってください。