電車大好きの4歳の息子が、何度も「読んで」と言います。
「一人で」電車に乗るじろうに、「すごい!」と少しあこがれを抱いているよう。
じろうのくしゃみとともに現れたおじいさんは、じろうのまんじゅうをねだったり、そのまんじゅうをのどにつまらせたりして、茶目っ気たっぷり。
じろうがまんじゅうを口にしたままが、「らいひょうふ?(=だいじょうぶ)」と聞くと、息子は「アハハハハ!」と大笑い。そのセリフを繰り返し読まされています。
じろうは、おまんじゅうとひきかえのおみやげをたくさんもらい、おじさんが待つ駅へ到着。
電車の旅を不思議な世界へ寄り道させてくれたおじいさん。
「いっしょに乗ってみたい!」と息子は言ってます。
※本当におこがましく、作者様に申し訳ありませんが、おじさんの「か みさまだよ」という説明で、じろうの不思議な体験の余韻が消えてし まうような気がしました。