「おやすみなさいおつきさま」「ぼくはあるいたまっすぐまっすぐ」等、数々の素晴らしい作品を残しているマーガレット・ワイズ・ブラウンの著書です。
スプーンにとって大切なのは・・・それを使うと上手に食べられるということ
雨にとって大切なのは・・・
草にとって大切なのは・・・
そして、あなたにとって大切なのは・・・
静かに語りかけます。
あなたにとって大切なのは
「あなたが あなたで あること」。
絵本は、この手書きの文字で締めくくられています。
「私であること」とは?
ありのままの私であること。
私らしくあること。
私の役割とは。
私の一番大切にしたいものとは。
そんなことを深く考えました。
そして、なんだか元気をもらいました。
読む人にとっては、前向きにしてくれる・心の疲れを癒してくれる・大切なものに気づかせてくれるような絵本になるのではないでしょうか?
読む年齢によってもいろいろな捉え方があると思います。
でも、いつの時も「私が私であること」を心に大事に持っていたいです。
小学校高学年以上、大人の方に是非オススメします。