この絵本は私自身が堪能しました。
私も小さい頃はおじいちゃんおばあちゃんが大好きで
よく遊んでもらったものですが
やはり植村さんと同じで思春期のころは特におじいちゃんと
折り合いが合わない時期があって
すごく共感しました。
社会人になってからは関係も回復はしましたが
結婚してしまってから以前ほど触れあう時間も少なく
亡くなった時に「私はいい孫だったのかなあ」という想いに駆られました。
でもおじいちゃんが語ってくれたいろんな話は私の中に残っている。
・・・それでいいのかもしれないと今は思えます。
植村さんの歌を聞いたとき すごく素直な飾らない言葉がストレートに響いてきましたが
この絵本で大好きなとりごえさんのイラストで描かれた植村さんのエピソードを読んだとき
さらに植村さんの世界は広がっていきましたね。
茶系で描かれたちょっとおとなしめのイラストとても良いと思います。