アンキロサウルスの5つのたまごが目の前で生まれます。
そして最初に見たティラノサウルスをパパだと信じます。
父性が芽生えて5匹を一生懸命育てます。
その中の一匹が「いちばんあいされているのはぼく」と言い出します。
もちろんほかの4匹は面白くないし、
本当にそうなのだろうかと目を光らせます。
一番に赤い実をもらうし、寝るときになめてもらっている。。。。。みな嫉妬します。
そんな気持ちから事件が起きて、
結局、パパはみんなのことが同じに大好きだったということがわかります。
絵本の中だけでなく、日常にもこの誤解はあり、
兄弟間やクラスの中でもあるでしょう。
親たちは「同じ」だということをあえて言わないこともあるでしょうし、
一人一人に「愛している」ということを面と向かって伝えていないことも
そんな誤解や勘違いにつながってしまうのではと思い
自らの子供達への向き合い方を考え直しました。
良いきっかけをもらった絵本です。