すでに絶版になったこの本は、1994年にかがくのとも特製版として出版されたものです。
「やさいのおなか」など野菜の断面をかいている絵本は
ほかにもあるのですが、中身の入ったどんぶりやなべなどの
断面を描いて、断面図について説明していたり、いろいろな
きり方をしてどこの断面図かをクイズのようにだしていて、
大人がみてもおもしろいです。
5歳の娘に読みましたが、少しむずかしかったようでした。
2年生の娘は自分で読んで、楽しんでいました。
絵の線が細いので教室での読み聞かせには向かないかもしれませんが、
10人以下くらいの前で読むのは楽しいと思います。
加古里子さんの本の好きな人にとってはたまらない、
ほしいけど、手に入らない!一冊です。