美しい仙女は 五色のかみをなびかせ くじゃくの 姿をしていました
仙女はの羽をひろげると 暑い夏の 日のひかりも うららかな 春のひざしにかわるのです(今この仙女が、暑い地球に やってきてくれたら いいのにな〜)
くじゃくたちは この仙女の弟子になりたいと思って競っていたのです
ただ一人のくじゃくは、弟子になれるとは思わず、ぶらぶら歩いてそこで出会った困っている人に 自分の羽をあげて 助けてあげるのですこのくじゃくは 自分の羽が無くなってしまうのです。
(自分の羽が無くなるまで人のことを助けるくじゃくは、なんとやさしいのでしょう。この優しさはどこから生まれるのでしょう)
ある病気の男のこがお母さんと話しているのを聞いて、「はなびをあげたら 坊やの病気がよくなり 早く治る」というお母さんとの会話を聞いて 自分も力になってあげたいと思うのですが・・・・自分の羽は他に人全部あげてしまって・・・・しょんぼりしていました
この優しいくじゃくの姿を見た仙女は 心を打たれるのです!
他のくじゃくは自分が弟子にしてもらうことばかり考えています
このけなげなくじゃくは 自分の事よりも 人の事を助けてあげるのです
なかなか できないことですが・・・・・
言うまでもなく このくじゃくは 仙女にじゅもんをおしえてもらうのです。
病気の男の子の願いが叶うのです。
それはそれは 美しい花火でした
このおはなしのくじゃくのおかげで 男の子は元気になるのです(くじゃくは、どんなにか 喜んだことでしょう)
神様は心優しいものをよく見てくださっているんですね
このお話を読むと 心優しくなりますね
このくじゃくのようにはなかなか できませんが 少しでも良いから心優しいことができたらいいな〜と思いながら読みました
丸木 俊さんの絵が優しくきれいでした!