表紙の絵がとても楽しそうだったので、図書館で借りてきました。
高齢なおばあちゃんと「ぼく」との楽しい会話が続き、
ちょっと暗い常任離れしてたって、このくらいスーパーなおばあちゃんの方が楽しいと思っていたのに…。
前半部分のお話はすべて「ぼく」の勝手な想像で、
「じつは…」からのくだりが私には少し重くて、悲しかったです。
実は「動けなくてベッドに寝たきりのおばあちゃん」であったとしても、そこはあえて文章として残してほしくなかったなぁ。
イラストのヘルガ・バンシュさんが、とても弾けている痛快なフリードリヒばあさんを描いてくれています。
読んであげるなら、4〜5歳くらいから。学校などの読み聞かせに使うなら中学生でもOKかな。と、思います。
今は、高齢化社会ですから、こういうおばあちゃんとの触れ合いの物語に触れておいて損はありません。