野に生きる子うさぎの名前は、「ふう」と「はな」。
ステキなネーミングに、胸がきゅんとなりました。
柔らかな線に、淡い色彩。
読んでて優しい気持ちにさせてくれます。
「だれか くる!」
ふうとはなは、草陰にうずくまりました。
「誰かが来たら、草の陰で、じっとしているんだよ。」
おかあさんの言葉どおりに。
緊張が走ります。
そこで出会ったのは、おおきな牛でした。
緊張から一転!
驚きと発見の連続。
とっても嬉しそう。
貴重な体験をしたふうとはなは、
家に帰ると、目を輝かせて、
おかあさんに、いっぱいおはなししました。
楽しそうな子うさぎと、優しいおかあさんの顔が想像できて、
幸せな気持ちになりました。
これからもどんな出会いや発見があるのでしょうね。
楽しみです。