ふうとはなという二匹のウサギが遊びにいき、妊娠中の母牛とであうお話です。家から一歩外に出て世界を広げる冒険のわくわく感が伝わってきてさわやかな絵本です。
外では母牛のあたたかさに触れ、外の世界もこわくない、あたたかく迎えてくれるということを知ります。そして帰ってくると母親のウサギが待っていて、帰る場所がある安心感が伝わってきます。
草花が咲きほころぶ草原の絵もすずやかできれいです。
大きい牛さんの顔が出てきたりと、画面構成がダイナミックなので、娘もページをめくるたびに手足をばたばたさせて喜んでいました。