この本は、中高年にとても響く本だと思います。
リサイクルショップを経営しているネズミさんは
日々のルーチンワークをこなして
そこそこ満足な生活をしています。
ですが
仕入れ先のガラクタ置き場でピンクの冷蔵庫を見つけた時から
変化が始まります。
ピンクの冷蔵庫には、地球の形のマグネットがついていて
そこに意味深なメモ書きが・・。
冷蔵庫の扉を開けると
メモにちなんだものが入っています。
その品を店頭に並べるものの
結局売ることはなく、自分で使うことに・・。
そんなことを繰り返し、
たいくつ(そう)な日々から、変化が生まれるのです。
この年になると
変化は面倒だし大変なことだと思いがちです。
でも、そこから一歩踏み出して動いてみたら
景色が変わりはじめる・・。
変化することがいいことで
変化しないことは悪だ・・とは思わないけれど
(日々の営みを継続することも、とても意味のあることだと思うのです)
もし「たいくつ」を感じたのなら
変化してみても・・いいかもしれません(#^^#)
安定の時期に入った中高年にこそ
心に響く一冊だと思います。