原題は、「Only One」
かぞえきれないほど ほしはあるけど
そらはただ1つだけ
という書き出しで物語は始まります。
1という数の無限大の広がりを示している絵本なのですが、一寸絵本としてはどうかとの疑問が残りました。
確かに選手は9人で野球チームは1つというような概念はそうなのだけど、敢えて絵本とするのだったら、もっと遊び心がないと聞き手は飽きてしまいます。
数字の絵本としても中途半端な感じがします。
絵自体は重厚な感じで、再話とかにピッタリの絵柄なのですが、文章との相性は今一歩かと思いました。