明るくて静かな迫力と強さを兼ね備えた絵が好きです。春の御馳走を親子で探しに行く姿が微笑ましかったです。お父さんは子供が出来ない事も難なくこなすのでこういう風にして子供はお父さんの偉大さをかみしめるのだなと思いました。お父さん大活躍の絵本でした。私が思わず笑ったのはお父さんが蜂蜜を取っている横で味見をしている場面です。ちゃっかりしているところが子供らしいなと思いました。キッチンも好きです。秋に収穫したものを大切に保存食として瓶ずめしているところが暮らしぶりをうかがえ尊敬しました。お父さんと一緒にお寿司屋さんをやっている息子はとても楽しそうでした。働くお父さんを横で見ながらその力をまじかで感じられる主人公は幸せそのものでした。こういう親子の関係っていいなと思いました。