あらしの夜に知り合って親しくなった二人はヤギとオオカミ。
暗闇の中で再会を約束して別れた二人が再開して見たら、信じられない姿がそこにありました。
信じられない関係に直面して、あらしの夜に培った友情が試されます。
自分にとっては食べ物である、ヤギのメイとお昼ごはんを共にするために、オオカミのガブは、メイと一緒に歩きつづけます。
友情と本性のはざまで、オオカミのガブは自分の本性を表に出さぬように、自分の心と対峙します。
ハラハラドキドキの展開。
洞窟から聞こえたメイの悲鳴にはドキッとしました。
それにしても、ヤギのメイがガブによせる信頼はどこから来るのでしょうか。
ハラハラドキドキしながら、壊れそうで壊れない友情をとても素晴らしく思いました。