傷を負ったすずめを一時的に家で
世話をすることになったようちゃんのお話です。
作者の実体験を元に作られたそうです。
すずめに元気になってもらいたい気持ちと
外の世界に帰したくない気持ちで
ようちゃんは揺れます。
どうすることがすずちゃんにとって一番幸せか
ようちゃんは知っているのですが
鳥かごに暗幕をかけてすずちゃんを引きとめようとする
ところは心が痛みます。
娘にはようちゃんの気持ちを考えるように促しました。
文字が大きく幼年童話の導入本に適していると思います。
年長の娘は一人で読めました。
個人的な感想ですが「道徳」の時間で使えるような
題材だと思いました。
道徳って今でもあるのかどうかはわかりませんが。