とある小学校の、教室の中の、
定点観測的な写真絵本。
学校での1日の流れを追っているだけで、
起伏に富んだストーリーなんかもありません。
初めて手にしたとき、
うーん。これを子どもは喜ぶのだろうか、
と半信半疑でした。
ですが。
びっくり。
4歳の息子は、繰り返し繰り返し読んでくれとリクエスト。
読んであげられないときも、
何度も何度も繰り返しページをめくって眺めていました。
まだ年少さんのときのことでした。
小学校の入学はまだ先なのに、
どうしてもこんなにもこの絵本に惹きつけられたのかはわかりません。
子どもは、
子どもたちの様子に興味があるようです。
知らない学校の知らない子たち。
そんなのは関係のないことで、
自分と年の近い子どもの様子を見るのがほんとに好きなんですね。
ということがわかりました。
小学校入学を控えたお子さんにもおすすめです。