「よくはれて、星のふる夜には、お月さまにのんびりとすわりこんでいる月おとこのすがたが、よくみえます。」 これは、この本の始まりの文章です。
月の学習を終え、望遠鏡で月を眺めるのが日課になった長男が、ある日 「月の表面に誰かの影みたいなのが見える!」 と大騒ぎしたことがありました。勿論、本人も、月には生き物が存在しないことを百も承知なのでしょうが・・。 その後、偶然見つけたのがこの本でした。 子どもが見た幻?に便乗して、ついつい買ってしまいました。
月おとこが地球の生活に憧れて、流れ星につかまって地球にやってきました。しかし、その容姿を不審に思った警察から逮捕され、牢屋に入れられてしまいます。 悲しむ月おとこ。 ところが、それからしばらくして牢屋から抜け出すことができました。どうやって抜け出しのでしょうか?
・・・数日間、地球を楽しんだ月おとこは、宇宙船で月へ帰っていきました。
月の満ち欠けを題材にした物語です。 この本は小学生にお薦めです。 息子は「おもしろかったぁ!」といっていましたが、私は表紙の絵がどうしても好きになれず、 ★×4 にしちゃいました。