3歳11ヶ月の息子に読んでやりました。どろんこ遊びが大好きなシャーロットに、おばさんからとてもかわいい、高級なお人形が届きます。シャーロットはそのお人形を抱えて、外へ遊びに行きます。それも、どろんこ遊び。おばさんが家に来たときには、お人形もどろんこ。でも、そんなシャーロットをおばさんは怒ることなく、シャーロットらしいと。
女の子はおしとやかにとかお人形はきれいに、なんていう世界がシャーロットには通じません。まるで男の子のようです。そういう女の子がいてもいいじゃない?という作者の挑戦でしょうか。実際にそういう子がいてもおかしくはないと思いますが。いずれにせよ、そういうどろんこ遊びが大好きな子を認めるってすごいことだと思いましたね。やはり、子供にいは「きれいにいてほしい」と心のどこかで思ってしまいますもの。だから、ついつい払ってしまったり、どろんこにならないように制止したり・・・自分の言っていることとやっていることがあべこべになってしまいます。そういう自分への反省もこめているような気がしました。息子は、あまり積極的にどろんこ遊びをする子ではないので、ぼーっと見ていただけのようです。特段、女の子だからという視点では見えないみたいですね。