ドロシー・マリノの1959年の作品。
「今日は、月曜日です。
みんなは、学校や幼稚園に行きます。
でも みんなが 家にいない間、お母さんは 何を しているのでしょう?」
という一文で始まります。
実際に、そのお母さんの中にドロシー・マリノ自身もいて、正に等身大の話が展開しています。
お母さんの大変さが、知らず知らずのうちに分かって貰えるのではないでしょうか?
他愛のないストーリーなのですが、恐らく実話なので、親近感を持って読むことができます。
特に良いのは、お休みの日のそれぞれの家族の風景。
家族の楽しさが存分に伝わってきて、ほのぼのとした気持ちになること間違いありません。
絵は、三色刷りというシンプルなものですが、そのシンプルさが、ストーリーにピッタリとはまっています。
何気ない絵本ですが、安心して読み聞かせすることできる良質な絵本としてオススメします。