ぼくは、よその子でも悪いことをしていたら
「こらっ!」てすぐ怒るおじいちゃんが苦手。
よその子たちが、柿をとろうとしているのを見つけて
「こらっ!」って怒鳴ります。
でも、謝る子供たちに、おじいちゃんは
「わしも子供の頃にここの柿をとったことがあるんだ」って
自分が小さいころ、『かみなりじいさん』に怒られた話を
してくれます。
悪いことをしたら、誰でもかまわず大きな声でしかる
「かみなりじいさん」
私が子供の頃には・・・まだいたような気がします。
いつも怖いかみなりじいさんが、元気がない。
それを子供たちは心配して、みんなであることをします。
いいなぁ、親以外にちゃんと「しかって」くれる人って。
最近では「あのおばさんが怒ってるから」とか
「うちの子は悪くないです!」とか、上手に子供をしかれない親が
増えてきているし、逆ギレする人までいるので、
なかなか「かみなりじいさん」は難しいです。
じいちゃんの昔話もじーんとくるけれど、
「かみなりじいさん」も、もういないんだなぁ〜としみじみ。
じいちゃんも昔は子供だったんだ。
当たり前だけど子供には、結構「へぇ〜」な事実ですね(笑)