ある男の子のところに、赤ちゃんが生まれることになりました。
おかあさんと男の子は、生まれてくる赤ちゃんが将来何になるのかをはなします。はなしながらも、男の子は、赤ちゃんを受けいるれる気持ちに、なかなかなれません。その微妙な気持がとても繊細に描かれています。
話が進むにつれて、季節も変わり、お母さんのお腹も大きくなっていきます。
そして、最後には、男の子は、お爺ちゃんと一緒にお母さんの病院に行きます。
言葉も絵も、子供の気持ちや表情を実に良く表現していて、感心します。
裏表紙の解説によると文を書いたジョンバーニンガムと絵を描いたヘレンオクセンバリーは、ご夫婦だそうです。