下の子が生まれてしばらくは 赤ちゃんは寝転がっているだけなので、
上の子は 気の向いた時にベビーベッドを覗き込んで
「可愛いねぇ」なぁんて頭をなでなでしていたのもつかの間、
赤ちゃんが座れるようになると、状況は一変します。
座れるようになった赤ちゃんは 手で物を掴むことを覚え、
次第にハイハイして移動するようにもなるので、
上の子は大切にしているオモチャを取られたり壊されたりして
だんだん可愛かったはずの赤ちゃんを疎ましく思うようになるんですよねぇ。
我が家でも、そんな時期があったのを思い出します。
そんな時期をちょっと我慢すると、赤ちゃんも成長して
上の子と一緒に遊べるようになり、こんな問題はなくなるんですよね。
それに、今では大きくなったお兄ちゃん・お姉ちゃんにも
同じことをしていた時期があったはず…。
この絵本と同じ苦労をしている、
小さなお兄ちゃん&お姉ちゃんを応援する作品に思えました。