このお話そのものは、お話会で初めて人から聞いて知りました。
中国の南の方の島・リー族に伝わる昔話だそうです。
不思議な「笛を吹く岩」にまつわるお話で、主人公の一家を助けてくれるおじいさんは仙人だったようです。
邦訳は君島さんで、挿絵は丸木俊さんでした。
日本でのこの本第1刷は昭和48年になっています。ポプラ社の「おはなし名作絵本」というシリーズから出ています。
私はこの本を図書館から借りてきたのですが、その本の表紙には『教科書に出てくる本』というシールが貼ってありました。
一体、どこの出版社の難燃性版の教科書に載っていたお話なのでしょうか?ちょっと、気になりました。
(少なくとも自分が小学生の時は聞いた覚えも、勉強した覚えもがありません)
でも、このお話を聞けるとしたら小学校の高学年くらいからかなと、思います。