ありって…集団になるとすごいのですよね。
うちの実家は、庭の配置のせいか、ありが当然のようにあがってくる家でした。
寝転んでいて、ふっと畳のヘリに目をやると、ざっざっと隊列を組んであるいているアリたち。
一時期などは、砂糖ツボにアリが点々としていて、
料理しながら、そのアリをポイポイと流しに捨てていたものでした。
おかげで虫ギライでしたが、ありだけは平気になりました。
でも、やっぱり気持ちのいいものではないんですよね。軍団になると…
上記のように、昔アリと共存していた私には、ほんと、うんうんとうなずきたくなる絵本です。
(アリの集団を気持ち悪がる女性には決してお勧めできません。卒倒ものですから)
武田美穂さんの可愛らしくも、コミカルなかんじが、この絵本にはぴったりです。
なんだか、アニメのオープニング曲のような文章も楽しい!
最後の最後にある、作者紹介まで、気を抜かずに楽しませてもらえます。
これは、きっと武田さんも、最初から最後まで、楽しんでお描きになったのではないでしょうか?
文章のテンションも高く、「ノリにのって描いた」そう思わせる絵本です。
武田さん。
これ、絶対、体験実話でしょ?