西村敏雄さんの描くライオンがどうも気になってセレクト。
特に主人公というわけではないのですが、
独特の存在感があります。
森の広場で、大工のさるがライオンの家を施工中。
ところが、一休みで眠り込んでいるうちに、動物たちが手伝い(!?)始めて・・・。
動物たちが手伝いたくなるほど、大工道具って魅力的。
てんでばらばらに仕上がっていく家は、愉快でもあり、反面ハラハラ。
小学校のおはなし会で読みましたが、子どもたちの表情もだんだん不安になってきているのが
よく感じられました。
さるが事態に気付き、ライオンが帰ってくるシーンはたっぷり間を取って
緊張感を分かち合いました。
出来上がった家、愉快ですが、なかなか斬新でいい感じです。
もちろん、子どもたちも引き込まれていました。
あんな高い位置のブランコ、きっと迫力満点でしょうね。