絵を見て、「ほなまた」(農文協)のこしだ先生だと気付きました。
タイトルの“いたち”に具体的なイメージが湧かず、そういえばどんな動物だっけ?と楽しみにして読みました。
両親と共におばあちゃんの家に引っ越して来た主人公の女の子。
引っ越しのさなか、天井裏で物音が・・・。
いぶかしげな顔の女の子に、おばあちゃんが「いたちがおるんよ」と教えてくれました。
女の子も?でしたが、意外に早く路地から覗くいたちと遭遇します。
このいたちのアップの可愛いこと。
表情もどこか優しげです。
女の子は、路地にあれやこれや「いたちに」とごちそうを置いてみます。
すると、・・・。
いたちの可愛くて愉快な返事に笑ってしまいました。
おばあちゃんの観察眼にも笑いました。
ラストはほんわかあったかくなるお話でした。