『もうすぐ ことしもおわりだね。
そろそろ、おおそうじを はじめようか』
『おわり?』
くまのこは、びっくりしました。
『ことしが おわるの?
おわったら どうなるの?』
そんな会話から始まる、年越し絵本。
『らいねん』がもうすぐうちに来るのか!ってドキドキしてるくまのこが可愛い。
大掃除したり、お年賀状を書いたり、お節料理の買い物に行ったり。
夜がふけてきて、いよいよ『らいねん』が来るんだ、って窓にはりついて待っている、くまのこ。
年越しというものが物語として描かれていて、分かりやすい。
絵のタッチがとても優しくて、やわらかくて、大好き。