今回は木曜日の出来事だったんですね。
毎回、曜日を変えているところからも、作者島田ゆかさんのユーモアのセンスが
伝わってきます。
そして、バムに勝る働き者がでてくるのにも、とっても驚きました。
これまでバムの面倒見のよさにすごいなぁと感心をしていたのに、このソレちゃんって、
何でも出来てすごい! 我が家にも来てほしいくらいです。
でも、朝早すぎるのは、やっぱり、ちょっと... かな?!
それから、何よりも、ひみつ、ひみつが、あれあれあれ?の結果になるのがバム・ケロに
ふさわしいですよね。やっぱり、眠っちゃう間に事件が起きちゃうのよね。
それにしても、どうして知れ渡っちゃったのかな?
小屋の前のポストみたいところに、最初、6人の名前が書いてあったのに、気付くと
全員の名前が書いてあるところも手抜きがなくて感心しました。
絵本ナビの島田ゆかさんへのインタビューにもありましたが、本当、今回のシリーズは
とっても緑が映えています。これはいつもの絵以上に、手が込んでいるなと思いました。
バム・ケロシリーズは絵の細かさや仕掛けに妥協が無いから楽しいです。
本当に長く楽しめる絵本だと思います。