昔話でもおなじみのうらしまたろう
岩崎 京子さんの文は丁寧に書かれています。(丁寧すぎるようにも思えました)
親がめと 海に入っていく時のがわがわ がぽがぽ しゃわしゃわと 擬音が上手く表現されているのです
竜宮城の中の四季の部屋 春は紅梅 白梅 うぐいす 季節の花が丁寧に描かれています(つつじ つゆくさ かきつばた ふよう すいれん のうぜんかずら)
こんなに花が丁寧に書かれているのは岩崎さんの好みかしら?
お話の筋は変わらないのですが、 冬の部屋を見たとき 故郷の浜が写るのです このとき初めて帰りたくなるのです
なんと 300年の年月が過ぎていたとはそりゃあ びっくりですね(わずかな間と思っていたのです・・・)
玉手箱を開けたのも あまりの年月に途方に暮れたのですね
しろいけむりで 白髪のおじいさんになるのです
300年という年月 昔話のおもしろさは 極端なのかもしれません
私が知っていたうらしまたろうより細かい表現がされているお話でした
「絵本もいろいろあるな〜」