海をしらないキツネに「おおものを つったことがあるんだぞ」と、オオカミが言いました。
キツネがお泊りにきたのがうれしくて、気持ちが大きくなって、ついつい嘘をついてしまったんですね。
その「嘘」にがんじがらめになっているオオカミの姿は、見ていてハラハラしました。
「この二人はどうなっちゃうんだろう?」と心配になったら、オオカミの「ごめんな」という一言が・・・
オオカミさん、「ごめんなさい」が言えたね!!
そして、キツネの気持ちの素晴らしいこと。
ささいなことですれ違いケンカになっていた二人が、この作品では、一歩大人になったように感じました。