にっこりと微笑んで佇んでいるカエルの表紙から
誰が想像できるでしょうか?
このお話しが実は戦争のお話だって。
それは一輪の白い花を持っていたカエルの手から
ねずみが奪い立ったのがきっかけなんです。
今度はそれを奪い返そうと仲間のカエルが襲い掛かります。
そして更にねずみが仲間を携えて反撃です。
果てしなく続く戦いに発展して
それもお互いの顔、無表情か、笑っているだけなんですよ。
そのことの方がぞっとしますよね?
もし、白い花をねずみが欲しがらなかったら?
カエルがまぁいいかとそのままにしていたら?
こんな大きな戦争にはならかったかもしれないのに...。
言葉の無いイラストだけの絵本。
どうしてこうなってしまったんだろうね?って
考えさせれる絵本だと思います。