これは戦前、世界を見てみようと若者が
3週間かけて船でアメリカへ向かった話から始まります。
あちらこちらと旅をし、やがて家族を持つようになり
日本への思いをはせます。
念願の日本で住むことになりますが
アメリカの地もまた忘れることはできませんでした。
私も良く日本へ帰りたくなります。
でも日本で住むことになると
主人公と同じで逆にカナダが恋しくなるんでしょうね、
きっと。
おじいさんがじっと窓の外を眺めている横顔が
とても印象的でした。まるで将来の自分自身を見ているようでした。
記念写真を見ているような美しい景色と
人物のイラストがまた素晴らしいです。