とりごえさんの絵だし
「のいちご」が主人公というので
かわいいお話?と
思い込んで読み始めたら
いえいえ
これは、結構内容的に
小さい子向けではない感じに受け取りました
「本当の幸せって?」
「“自分”探し」
「自己肯定感」
ビニールハウスで育てられたイチゴが
「みんなに大事にしてもらえて幸せそうだなあ」と
はじめは羨ましいのです
でも、それって
本当の幸せ?
野いちごの旅で
いろんな人(動物・鳥・・・)に出逢い
いろいろ感じるのです
感じる力が野いちごにあったということですね!?
これは、もしかしたら
作者さんご自身の
実体験ではないのでしょうか?
枯れている草さんの言葉や
虹がかかるシーンは
意味深に感じます
終わりではなく
野いちごの旅は、まだ続きそうです
思春期や
大人にもいいかもしれません