「さるのせんせいとへびのかんごふさん」の
続・姉妹編です。前作にハマった人には、見逃せない1冊でしょう。
この作品ではなんと「へびのかんごふさん」の自己申告で、
へびさんが先生に、さるの先生が看護婦さんに。
一日限定で入れ替わることになります。
さて前作からの読者の不安どおり、さるの看護婦さん、
見事なまでに全く役に立っておりません!
力まかせでダイナミックな荒治療、失敗に失敗を重ね、奇想天外の出たとこ勝負の展開に、どうなってしまうことやら。
こんな日にたまたま診察に来てしまった人は悲劇以外の何でもありません!
やっぱり看護婦さんはへびさんならでは。
じゃないとあの優秀な働きができないのねー。
さるの先生は、のんびりしたあの「キャラ」だけをウリにした方が
よさそう。2人一組でこれからも愛される経営、がんばってほしいです。
前作は新鮮なアイデアに素直に笑えたけど、
今回はまさに打ち上げ花火のように
輪をかけてダイナミックでシュールなギャグです。
でも最後はドカーンと気持ちいい。
大胆な展開と荒井さんのほのぼのした絵とのコラボ
が妙にやみつきになるシリーズです。
でも私は前作の方が好きかな。。。