絵も文も、力強さを感じます。
かみなりの迫力を出すために、自然と声を張り、響くように読みました。
ぴか ぴかぴか どろどろ どどん
今までに体験した凄かった雷を思い出します。
空気がビリビリ震えるあの感じ。
そして縦に描かれた絵の構成が、またよく効いていて。
空と地上の攻防の迫力が伝わってきます。
五重の塔や、さいごに空に戻ってゆくところなんて
ひろがりがあっていいなぁ。
聞き入る息子の顔も真剣です。
ぐぐぅっと物語に入り込んでいるのがわかりました。
さいごはみんな幸せな終わり方でよかったね。
渡辺茂男さんと赤羽末吉さんのゴールデンコンビはやっぱりすごい!
言葉のちから。
いろとりどりの雲の色。
全体の色遣い、タッチも・・・改めて見ると、なんとも魅力的でした。
こういういい絵本はいつまでも読みつがれてほしいなぁ。
(ちなみに同い年のお友達の男の子も、この絵本にはまっている
と聞きました。)