今、子供の一番のお気に入りの本で、一日に何度も読んでは親子で楽しんでいます。
新聞の紹介文で おもしろそう と思い読んでみるとダジャレのような、なんとも楽しい付け足し言葉がいっぱいです。大人の私だけでなく、息子も意味が分からないながらも惹きこまれているのだから 恐れ入谷の鬼子母神。
NHK教育テレビ『にほんごであそぼ』も大好きでいつも体を動かしながら歌ったり真似していますが、この本の作者、齋藤 孝さんの監修というのを最近知り、やっぱりと思いました。『声に出して読みたい日本語』と同様、声に出してリズミカルにテンポよく読んでみると楽しさ倍増です。
それに絵が自分の子供時代のような、どこか懐かしい感じで私もちびまるこちゃんを思い出してしまいます。家の中の小物たちも細かく描かれているので一度絵だけをじっくり見て楽しむのも良かったです。
忍者の正体はおじいちゃん?というのは気になるところですが、こんなおもしろいおじいちゃんが家にもいればいいなときっと思いますよ。
「驚き 桃の木 山椒の木」がこの本の中で息子が一番好きな言葉です。少しずつ他のも暗記して一人でぶつぶつ言っていますが、最近ひらがなに興味を持ち始めたので読み聞かせだけではなく、一緒に読んでみたいです。
この本を読んで 日本語ってこんなに楽しいものなんだ、と改めて思いました。子供たちも楽しむ気持ちで触れて欲しいです。