丸く穴があいたところを顔の部分の目に見立て、いろんな表情の顔が描かれています。
「まるまるにっこり」では笑った顔、「まるまるえっへん」ではいばった顔など。色使いもビビットなので子どもにもとてもわかりやすい絵本です。
また、○を使って図形も描かれています。三角形であったり、ふにゃりとゆがんだ図形であったり。
子どもの美の感性に直球をぶつけてくるような絵本だなぁと思いました。娘が1歳代の時は、図形や顔ということが、まだ理解できないらしくただ、丸くあいた穴を触って遊んでいましたが、そういうしかけ絵本的遊び方でいったら、1歳代からでも楽しめるかもしれません。