なんて頭のいいぶたの町なんでしょう。よほどの変わり者でないかぎり(な〜んて言っても良かったかしら(^^;))、じぶん(おおかみ)の「ラーメン」や「ぎょうざ」、「おいしくたべる方法」が書かれた本を売っている本屋さんのある町なんて不気味で嫌です。
このおおかみは「そんなわけはない、おれはおおかみだぞ」っとは思わず、「この町ではぶたがおおかみを食べるんだ、にげなきゃ」と思いこんでしまったのです。そんなの情けない!!という意見もありましたが、私は間違いなくこのおおかみ同様そそくさと逃げる派ですね。
はらぺこだったけれどそんなことも忘れて恐くなったおおかみはぶたに変装してこの町を出て行こうとします。またその様子もおもしろいですね。
ぶたたちの頭の良さには感心し、おおかみの思いこみにはなんだか共感した読み手の私でした。