エミリーの庭にはえる樫の木は、魔法の木、、、とエミリーは思っています。いつも弟のジャックと木に登って海賊ごっこして遊びます。ある日、起きると木が船になっているのです!二人は冒険の旅へ、、、。危険を乗り越え、金のどんぐりを手に入れます。
なかなかテンポ良いのですが、冒険の内容はもうひとつひねりが欲しかったかも。でも子供向けでこのページ数で指定があれば仕方ないですね。しかし海賊船に子供だけで乗り込んで操縦とか食糧とか困るだろうと思うのですが、ラストで金のどんぐりを見せたパパの反応からすると、どんぐりは金色でも何でもなくて全ては夢(か空想)なんでしょうね。でも、普通に金のどんぐりを埋めて樫の木に育てようなんて、、、使い道は普通すぎた気がします。もう少し、魔法の余韻というか何か残してくれたらいいのに、、、。
木が倒れたから代わりに新しく育てようという考え自体は良いことですけど、物語としては大人にはもうひとつピンと来ないところがあります。
クジラやいるかやどんぐりが出てくるので、全部好きなうちの3歳の子は喜んでいました。子供には良いかな。