トーマスの本を5冊借りてきた息子。この絵本だけが絵で、いつものアニメ絵本と違います。見るなり「何か変、何かあやしい」と言いました。
アニメになれてしまうと、違和感があるのかもしれませんね。
小さい本なのに、4話入っておりかなり分量があります。お得ですが、読み手にはちょっと覚悟が必要でしょう。
以前アニメ絵本で読んだ「トーマスのさかなつり」が収録されていました。アニメ絵本で読んだ時には、給水塔に川からバケツで水を汲んだので魚が入ってしまったとあり、「ありえない」と思ったのですが、こちらのお話では、バケツに穴があいていたので水をくんだらすぐに引き上げて入れたとあるので、それなら「魚が入るかも」と少し納得できました。
同じ話でも、絵とアニメでは受ける印象が違って新鮮でした。
オードリー牧師が息子のために機関車のお話を作ったという秘話がカバーに書かれていて、それだけでもちょっと得した気分になりました。
お父さんが、子どものために作ったお話だったということを知っただけで、おかしなものですが、トーマス絵本がぐっと身近になった気がしました。
今まで息子が読んでいるからとしぶしぶ読んでいたトーマスシリーズに初めて親近感を持って読むことができました。