ちいさな機関車のちゅうちゅうは、一度でいいから重たい客車をひっぱらないで自分ひとりで思う存分に気楽に走ってみたかったのだと思いました。家族が重荷になってしまったわけではなくてそんな気持ちになっても許されると思いました。たった一人で自由行動を取った後で反省してやっぱりこれからは家族と一緒がいいと思ったのでしょう・・・・
そんなことを考えながら読んでました。家族の温かさや役割を認識して家族が一緒にいる幸せに気づいたちゅうちゅうだと思いました。白黒の絵本に永く愛されて読まれている絵本だと思いました。内表紙のカラーの絵がとても優しい色彩で、中味のモノトーンが生かされていると思いました。