切なくて悲しくて可哀そうで涙が止まらない絵本です。
厳しい北の国で生きていくのに、子供の為に厳しく躾ける母親の愛情が
ひしひしと伝わり涙が止まりませんでした。
父親、母親も我が子を守るのに必死で生きています。
人間に良い人たちもいれば、悪い人たちもいて、我が子に教えれなかっ
たことに後悔しているかと思うと悲しくなります。
毛皮になった子狐におっぱいをあてがってみる姿には、涙が止まりませ
ん。アカコの幸せに成長した姿を見ることが出来て、大きなお腹をした
アカコをみることが出来てよかったと思いたいです。
アカコの家族が、幸せに生きていって欲しいと願います。
アカコを助けた猟師たちがチロヌップに帰ってきて、かあさん狐の怒り
が少しでも和らいでくれたらと思いました。
切なくて悲しくて涙が止まらない絵本でした。