母キツネが死んだのも知らずに、七夕に願いをする子キツネの思いが
不憫でとても切なくなります。
短冊の変わりに、山芋の葉に野あざみの花の汁を足に塗り葉の上に自分
の足跡を残す・・・・ けな気でとても可哀想です。
もう、おかあさんが亡くなっているのも知らなくて・・・・・
でも、最後には子キツネを助けてくれた可愛い雌の子狐に出会えて、
4匹の子供たちにも恵まれて本当によかったです。
可愛い子キツネを残して死んでいった母キツネのことを思うと胸がはり
さけそうな思いになります。我が子には、幸せになってほしいと思いま
した。とても泣けるお話ですが、お薦めの絵本です。