モグラと迷子のセミの子が仲良くなり、
二匹で一緒に暮らし始めます。
季節はめぐり・・・セミの子に変化が。
最初”モグラ君と蝉のコクン”だと思ってしまいました。
9歳の娘も”こくん”が名前だと思ったようです。
(正しくは、”モグラとセミの子”ですね)
7歳の息子は「モグラってセミ食べるんじゃない?」と
とっても現実的な発言をしていました。
お話に入り込めなかったかな?
絵がとてもカワイイです。
セミの子とモグラが地中で本当に楽しそう。
四季の移り変わりが地上も地中も丁寧に描かれています。
セミの子が脱皮したり、羽化する様子もしっかりかかれています。
お話は後半ちょっと切ない雰囲気になりますが、最後はさわやか。
モグラ君とセミの子君の、出会いから別れまでの、温かいお話です。