絵本には二人で読むという世界もあるのかということをあらためて感じさせてもらえた絵本です。掛け合い絵本というものも絵本の世界にはあるのですが、この本はそれとは少し違う感じがしました。絵が二人で読むことを求めているような気がするのです。二人の読み手で声をそろえて読むところや、交互にリズムよく読むところ。そういう部分が必然性として表れている気がします。二人で読まないと別に楽しめないわけではないのですが。。。絵が自分たちの読み方を呼び起こす絵本というのは初めてだったので、自分の世界が広がった気がします。