3歳前の息子に読むととても喜んだ本です。
いい絵本って、まだまだいっぱいあるんだなあと感動しました。
お風呂に入るいつもの光景から、亀や、アシカや、クジラまでが出てくる空想の世界へ。そしてお母さんの声かけでまた現実の世界へ。
子どもは確かにこういうファンタジーの世界で生きているし、
それが本当に彼らの世界を豊かにしているし、そしてそのことを大人は普段あまり考えないので、こういう絵本を読むと、子どもの素敵な世界を垣間見て、その気持ちを少し理解できる気がします。だから、大人にとっても子どもにとっても素敵な絵本です。
お母さんの姿をほとんど見せないというのも、子どもの子どもだけのファンタジーの世界をとっても尊重してる感じがしました。
林明子さんのイラストもほんとにやわらかくって素敵です。
私の中でお風呂絵本のナンバーワンになりました。