字のない絵本。
大人の目には・・徹底的にグラフィカルで美しく、そして循環する自然
(蝶とりんごの関係・めぐる季節)のありようが
静かに的確に描かれているなぁ・・という一冊。
2歳の息子の目には・・・
りんごの中でもぞもぞ動き、不思議なもしゃもしゃの糸を
だした毛虫がさなぎになり・・そして蝶に・・!!
という驚きの楽しい一冊・・のようです。
そしてあらあら・・・一番さいごのページと表紙がまた
繋がってるよ!エンドレスだよ!と大発見。
一見この大人っぽい洗練された絵本。
けっきょく何度も読んでとせがまれて。
2歳の息子に大うけなのは、私にも意外でした。
子供だからって、かわゆいものばかりすきとは限らないんですね。
先入観なしでいろいろ見せてみよう・・とも思った
この絵本との出会いでした。
大人になっても眺めていられる、完成度の高い絵本だと思います。