春に生まれて、冬に散っていく葉っぱの短い生涯を綴ったお話。子どもが5歳の時、初めて読んであげました。
絵本といっても、木の写真や葉っぱの絵ばかり・・。なのに、じっと本を見つめてお話に聞き入っていました。
身近に死を経験したことのないわが子にとっては、単なる、「葉っぱのお話」にすぎないのかも・・? と思っていましたが、ポロポロと涙をこぼし「ぼくも死ぬの?」と抱きついてきました。
あれから3年、二年生の夏休みにこの本を自分で読み、感想文をかいていました。そこには、「この本を読んで、ぼくの心がちょっぴり優しくなった気がします。フレディありがとう。」と書かれていました。小さな「命の物語」をしっかり感じ取っていたんだなぁ・・と嬉しくなりました。