コヨーテのキュウはいつもいたずらばっかり。
こどものおもちゃを壊したり、うさぎの耳を持って振り回したり・・・。
そんなキュウがある日、木の穴の中の虫を食べていると、口が穴から抜けなくなって・・・!?
意地悪ばっかりしていると、いざという時に助けてもらえないんだよ、という教訓が伝わってくるお話です。
娘がそれを感じたかどうかは別として、娘はキュウの鼻がやっと抜けたところで喜んでいました。
いつもケンカばっかりしている友達でも、やっぱり最後は頼れる存在だったんですね。
これに懲りて、キュウのいたずら、少しは少なくなったかな?
キュウと、助けてあげたロク、大の仲良しになったに違いありません。
どいかやさんの絵ですが、いつもの色とりどりの画風とは違って、黒中心の描き方。所々に赤や緑が効果的に使われていて、暗さを感じさせません。
お友達との関係が出来てくる幼稚園児くらいからお勧めです。